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【その7:内覧での注意点】失敗だらけのマンション売却体験記

失敗だらけのマンション売却 内覧

不動産会社と媒介契約を結ぶと、一仕事終えた気になります。

しかし実際は、ここからがマンション売却の始まりです。

期待と不安のときですが、やるべきことをしてから、ゆっくりしよう。

不動産会社と契約したから、

後は任せて置けばいいのじゃないの?

そんな疑問を解消します。

買い手が現れて、部屋を実際に見に来ることを『内覧』といいます。

内覧でいい印象を与え、売買成立に繋げるためにやるべきことは多い。

  • 内覧の事前に行う3つのこと
     片付け
     清掃
     修理
  • 内覧当日の2つの注意点
     明るく迎える
     ウソは言わない

内覧で好印象を持ってもらうコツを知って、スッキリしよう。

内覧こそが、買い手が購入を決意する場です。

ここで失敗しては、売却のチャンスを逃す。



売り先行と買い先行の内覧タイミング

  • 住み替えには、2パターンがあります。
  1. 売り先行
    今の家を売却してから、次の家を買う
  2. 買い先行
    次の家を買ってから、今の家を売る

これにより、内覧の方法も変わってきます。



売り先行と買い優先での内覧の違い

売り優先の内覧

売り優先の内覧

通常の住み替えは、売り先行になることが多い。

今のマンションを売却して、そのお金をベースに次の家を買います。

売り出し価格で買い手が現れればいいけれど、

  • なかなか売れないために値下げすることになるかもしれない
  • 買い手が値下げを要求してくるかもしれない
  • 半年たっても売れないかもしれない

実際に売れて資金を手にしないと次の家の資金計画が立ちません。

だから、普通は売り先行になる。

この場合、自分が住んでいる状態で、買い手に内覧して貰うことになります。

汚れて生活感のある部屋だと、買う気がしぼむ

整理・整頓・清掃をして内覧を迎えなくてはいけない

今の家の売却残金をあてにしなくても、次の家の資金計画が成り立つのであれば買い優先が望ましい。




買い優先の内覧

買い優先の内覧

次の家を買った後に、今のマンションを売り出すのが買い優先。

引っ越した後であれば、空き部屋状態のマンションで内覧出来ます。

自分の生活を見せ無くて良いので、気は楽です。

それに、家財道具が無い方が部屋が広く見えて好印象を得やすい。


しかし、今のマンションを売却せずに次の家を買うのは勇気が要ります。

一時的にせよ、両方のローンを背負うことになるかもしれない。

よほど人気のマンションで、直ぐに買い手が見つかる自信が無いと出来ない選択です。




内覧の事前に行う3つのこと

内覧の事前に行う3つのこと

汚れて荒れたマンションを買う気にはなりません


リフォームする必要は無いが清潔感は必要です

買い手が望むのは、広くて清潔なマンション

売り先行の内覧を前提とすると、事前に行うことは3つ。

全ては、買い手に好印象を持ってもらうため。

  1.  片付け
  2.  清掃
  3.  修理



1.1片付け

床をたくさん見せるのが、広く見せるコツ

部屋を広く・清潔に見せるコツは、

モノを減らすこと


引っ越し前提なのだから、これを機に部屋を片付けよう。

  • 思い切って断捨離
  • 整理整頓

実際の部屋面積よりも、パッと見の第1印象で広いイメージを持ってもらいたい。

まずは、リビングに置いてあるモノを減らそう。

必需品以外は全て片付け!



2.清掃

清掃

新品交換する必要は無いけれど、清潔なマンションが好まれる。

特に念入りに清掃したいのは3ヶ所。

  • 玄関
  • 水回り(トイレ・洗面台・台所)
  • リビング

手が取れないのであれば、業者にハウスクリーニングを依頼する手もある。

3LDKで6万円前後かかるけれど、プロの掃除はやはり違います。


①.玄関

入った瞬間に、イヤな臭いがしたら全てが台無し

第1印象は、その後の印象を支配してしまいます。

玄関に入った瞬間の第1印象をよくするため、玄関は念入りに。

  • 不要な靴・傘の廃棄
  • 床の土汚れ
  • 玄関扉の汚れ

マンションの玄関は窓に面してないことが多いので、靴の匂いがこもりがちです

住んでいる人は気付きにくいけれど、臭いに気をくばりたい。


②.水回り

水回り

トイレ、お風呂、洗面台、台所。

水回りが汚れていると汚らしく見えやすい。

使用感は仕方ないけれど、ゴミ・水アカ・カビを清掃しておこう。



③.リビング

内覧で、一番いる時間が長いリビングも印象を良くしておきたい。

断捨離して、床面をおおk魅せるとともに、フローリングの汚れを掃除しておこう。

フローロングのキズは、DIYグッズで治せるのあれば、対処しておきたい。

隠ぺい工作と後から言われたくない。




3.修理

給湯器、床下暖房などに故障個所があっても、直す必要は無い。

修理費用をそのまま売価反映出来ないので、現状渡しとした方が良い。


一方、扉の立て付け、サッシのスベリなど、清掃や簡単な修理で治せるものは直しておこう。

サッシが軽く動くなど、チョットしたことが好印象に繋がる。




内覧当日の2つの注意点

内覧当日の2つの注意点

内覧希望者がやって来る当日は、気を付けることは多くない。

  1.  明るく迎える
  2.  ウソは言わない

内覧に来るのは、友人では有りません。『お客さま』です。

礼節を持って接しよう。



1.明るく迎える

物理的な明るさはもちろんですが、笑顔も大事。

  • 新鮮な空気に入れ替えて置く
  • カーテンは全て開ける
  • 照明は全て点灯しておく
  • 花など飾って置く
  • 笑顔で出迎える
  • 新しいスリッパを用意する

他人に部屋の中を見て回られるのは、いい気持ちはしないけれど『お客様』です。

なるべく自由に見て頂けるように、引っ込んでいよう。




2.ウソは言わない

  • 設備の不具合
  • 部屋のキズ
  • 近隣の騒音 などなど

アピールをしたい気持ちは解るけど、隠すと後が面倒です。

言い回しに気を付ける必要はあるけれど、ウソはやめよう。



私の失敗談

私の選択

不動産会社と仲介契約を結んで、ホットしていたら、翌週の金曜日に電話がありました。

日曜日に内覧を希望されている方が見えるとのこと。

急な話なので、断ってもいいとの事でした。


断る訳がない。

そう、土曜日の夜遅く、日付が変わるまで大掃除しました。

季節ものを片付けて、雑誌を処分して、雑巾がけして。

当日はクタクタでしたが、何とか雰囲気は出せたはず。


残念ながら、成約には至りませんでしたが、『内覧』には馴れた。




【その7:内覧での注意点】 まとめ

【その7:内覧での注意点】 まとめ

不動産会社と仲介契約をすると、いよいよマンション売却が始まります。

チラシを見た買い手が来る前に、部屋の中をキレイにしておこう。

買い手が望むのは、広くて清潔なマンションです。

モノを減らして断捨離し、大掃除しておこう。

当日は、基本的には不動産会社の仕切りに任せて、

振られたら、明るく答えるだけでいい。

内覧を煩わしく感じるかもしれないけれど、誰も来ないのも困ったものです

自分の部屋のチラシを何度も手に取ったり、

ネットに掲載されているのを毎日覗いて

ため息が出てしまう。

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