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吹き抜けを後悔する3つの理由!理想と現実の比較、どっちを取る?

注文住宅 吹き抜け

注文住宅ならではの間取りの1つが、吹き抜けです。

マンションや賃貸住宅ではあり得ない。

吹き抜けにあこがれるけれど、実際に取り入れるには不安もある。

吹き抜けは欲しいけれど


実用的なのだろうか?

そんな疑問を解消します。

  1. 吹き抜けは、狭い土地にはそぐわない
  2. 吹き抜けは、コストダウン要因でない
  3. 吹き抜けのデメリットが大きい

こんな内容を知ってスッキリしよう。

3つのネガを上回る価値を見出せるか否かに掛かってます。


家を建てた後から、吹き抜けに改築するのは至難です。

必要か決められるのは、あなたしか居ない。



吹き抜けは、狭い土地にはそぐわない

吹き抜けは、狭い土地にはそぐわない

広い土地があって

建坪・建ぺい率を気にしなくて良いのであれば、理想の吹き抜けが手に入る

リビングを吹き抜けにして高い位置に採光用窓をつけるのは、理想です。

南に建物が有ったとしても、吹き抜けならば採光窓からの光が壁に反射して明るいリビングになる。

天井が高いと開放感もある。

明るく開放感のある居心地のいいリビングが出来上がる。



狭い土地では、ムダが多い

当然、吹き抜けの分、床面積が減る

広い土地があって、建坪・建ぺい率を気にぜず広い家を建てられるなら、

自由な間取りが実現できるのなら、

何の問題も有りません。


または、少人数の家族で、

  • 部屋数が少なくて良かったり
  • プライベートを重視しない

のであれば、何の問題も有りません


また、ミニマリストで、モノが少ないのであれば、問題無いのかもしれません。


けれど、十分でない土地を有効活用するのであれば、

吹き抜けにより2階の床面積が減るのは勿体ない。

2階の間取りも制限されるし、音や臭いが筒抜けにもなります。


吹き抜けは、ムダを楽しむのもの。

ムダを許容できるだけの余裕が有るのかが、重要です。

2階の部屋数や広さを我慢しなくてもいい床面積ですか?

リビングの上にもう1部屋作れたことを後悔しませんか?

住宅展示場の天井が高い吹き抜けの家を見ると、憧れます。

明るくて開放感がある。

けれど、本当に吹き抜けが必要なのか、よく検討してから決めた方が良い。


広ければいい、天井が高ければいいというのは、早計かもしれない。

モデルルームのようなリビングが維持出来ますか?



吹き抜けは、コストダウン要因にならない【3つの理由】

吹き抜けは、コストダウン要因?

吹き抜けにすると、床面積が減るので、コストダウンか?

そうとも言い切れない

単純にリビングの上に床を貼らないだけなら、コストダウン要因になる。

けれど、そうはいかない。

吹き抜けににすると3つの理由から、コストが思うように下がらない。

  1. 採光窓
  2. 照明
  3. 階段・廊下・室内窓

吹き抜けに床を貼った方が安くついたりもする。



1.吹き抜けのコストアップ要因 採光窓

せっかく吹き抜けにしたのなら、高い位置に採光用の高窓を取り付けたい。

リビングが明るくなるとともに、煙突効果で換気が良く熱がこもらない。

1階の窓から涼しい空気が入り、高窓から熱い空気が押し出される。

室内の熱い空気が上昇して高窓から抜けていく。

  • 高窓を屋根ギリギリまで、三角の形に開けたい
  • 高い位置でも使い易いように、電動で開閉したい

当然、追加費用が掛かる。



2.吹き抜けのコストアップ要因 照明

吹き抜けのコストアップ要因 階段・廊下・室内窓

吹き抜けリビングは、照明が高い位置にあるので圧迫感が無い。

高い位置にあるので、証明の熱も届き難い。


けれど、照明のメンテをどうするのか?

LEDになって交換頻度は減ったけれど、一生モノでは無い。

照明の交換や、溜まったホコリをどうするのか?

電動で1階まで降りてくる仕掛けにしても良いけれど、

当然、追加費用が掛かる。



3.吹き抜けのコストアップ要因 階段・廊下・室内窓

  • リビング階段でアクセントをつける
  • 2階廊下を手すり付きで、吹き抜け沿いにつける
  • 2階の部屋に、室内窓をつける

吹き抜けを作ったら、どれもやりたくなる仕様だけれど

当然、追加費用が掛かる。



吹き抜けのデメリットが大きい

吹き抜けのメリット・デメリット

デメリットは、お金で解決できます

予算と土地に余裕があるなら吹き抜けのデメリットは解消できる

十分な予算があるのなら、おすすめ

吹き抜けにするメリットはデメリットを上回るのか?



吹き抜けのメリット

吹き抜けのメリット
  • 採光
  • 換気
  • 開放感
  • 眺め

南側に日光を遮る建物があるのであれば、吹き抜けの高窓は有効です。

青空を眺めることもできる。

高い天井は高級感もあるし、何より開放的で過ごし易い。


このメリットがデメリットを上回るのか?


吹き抜けのデメリット

  • 床面積の減少
  • 寒い
  • 臭いや音が家中に広がる
  • プライベートが守り難い
  • 高窓の結露


一番、気になるデメリットは寒さ!

吹き抜けが寒いのは仕方ない。

エアコンで部屋を暖めても、温かい空気は吹き抜け上部にいってしまう。

追加費用を払って、

  • 断絶材を多めに入れて
  • 断熱窓に変えて
  • シーリングファンをつけて

ここまでしても、

リビングの容積が大きいので、温まるのに時間が掛かるのは逃げられない

冷暖房費には目をつむって、エアコンのタイマー運転しますか?

朝起きる前から、家に帰る前からエアコン稼働させれば万全です。



吹き抜けを後悔する3つの理由 まとめ

吹き抜けを断念した3つの理由 まとめ

家を建てた後から、吹き抜けに改築するのは至難です。

逆に、吹き抜けを止めて部屋にするのも至難です。


予算と土地に余裕にあって、吹き抜けのネガをお金で解決できるのであれば問題は無い。


吹き抜けはきっと、明るく開放的なリビングをもたらしてくれます。


けれど、限られたリソースならば、優先順位は低いかもしれない。

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